セミリタイアにいくら必要?試算してみた

セミリタイア


こんにちは、50代のもうセミリタイアしちゃってるおじさんです。

セミリタイアをやってみて、これは一つの生き方としてありなんじゃないかと感じています。
そこでセミリタイアしたいと思ってるけど、いくら貯めれば可能なのかがわからないという人のために、モデルケースで計算してみました。

もちろん条件が異なると思うので再計算は必要ですが、計算方法として参考にしてもらえればと思います。


■ 前提:計算にあたっての設定

まず、生活費。贅沢しなくていいけど、普通に暮らしたい。ということで、

  • 月の生活費:20万円(年間240万円)
  • セミリタイア後はアルバイトなどで月5万円の収入(年間60万円)
  • 投資は安全重視で、年利3%で運用できたらいいな
  • 年金は65歳から、月10万円もらえると仮定
  • できれば90歳くらいまで生きる前提(長生きリスクも見とく)

で計算してみましょう。


■ 55歳でセミリタイアした場合の計算

55歳で会社を辞めると、年金までは10年あるわけです。

その間、生活費から副収入を引いた「年間180万円」が足りない。

それを10年間で取り崩すと、約1,800万円必要…ですが、投資で年3%の運用ができるなら、

👉 必要元本は約1,540万円に抑えられます。

そして65歳以降。

年金+副収入(10万+5万)で月15万円入ってきますが、生活費は20万円なので、毎月5万円(年間60万円)足りない

これが25年続くと、

👉 必要な資金は約1,000万円(投資3%で見積もり)

✅ 合計すると…

1,540万円(55〜65歳)+1,000万円(65〜90歳)=2,540万円


■ 計算してみて

これ意外といけるんじゃないか?って思った人多いんじゃないかな。

昔は「5千万か1億」とか思ってたけど、副収入+投資の力で半分以下でも可能になるわけです。

とは言っても、ギリギリだと不安なので体力があるなら月額10万くらい稼げると良いかも。


■ 45歳でセミリタイアしたらどうなる?

参考までに45歳のバージョンも。

夢は膨らみますが、さすがにもうちょいお金がかかります。

  • 年間180万円不足 × 20年 → 2,675万円(3%運用前提)
  • 65歳以降は同じく1,000万円必要

👉 合計:約3,675万円

これも、「3,000万円台で夢のセミリタイアが可能」って考えると、希望が見えてきます。

子供いたらちょっと厳しいかな。あと、持ち家、持ちマンションじゃないと怖いかも。


■ まとめ

セミリタイア年齢必要資産(利回り3%、副収入5万円前提)
45歳約3,675万円
55歳約2,540万円

■ 最後に:おじさんの本音

たぶんね、セミリタイアって「完璧な準備ができてからするもの」じゃなくて、「ちょっと勇気を出して、無理なく続けられる働き方に切り替える」ってだけでも十分だと思うんです。

アルバイトや副業で月5万円くらい稼ぐ体力があれば、老後の不安も減るし、心の自由も増える

この歳になると、時間のほうがよっぽど貴重ですからね。

「早期退職=勝ち組」じゃなくて、

「身の丈セミリタイア=ちょっと幸せ」くらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。


こんな感じで、これからもセミリタイア関連の情報をゆるく発信していきます。

ご興味ある方は、また遊びに来てくださいね。

それではまた!

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