こんにちは、50代おじさんです。
既にセミリタイアしちゃってる身でいまさらの話ですが、
「俺の老後、今のままで本当に大丈夫か?」と、ふと不安になりまして。
以前も計算したような気もしますが、もう一度ちゃんと老後のお金について数字で把握してみようじゃないのってことでこの記事を書いてます。。。
60歳でフルリタイアとしたら、いくら必要?
仮に60歳で完全リタイアしたとして、
平均寿命から逆算すると、30年間は生活費が必要になります。
ということで、**金融電卓の「取り崩しシミュレータ」**を使ってざっくり試算。
- 月々:15万円取り崩し
- 期間:30年
- 年利回り:4%
すると、必要な元本はだいたい3,200万円。
「意外といけそう…?」と一瞬思いましたが、これはあくまで“運用分”だけの話。
老後資金の目標金額を設定してみた
取り崩し用の投資資産 3,200万円 に加えて、
当面の生活費や相場が荒れた時の現金として、現金1,000万円程度も確保しておきたい。
ということで、目標は合計4,500万円。
ちょっと余裕を見た金額だけど、まぁこれぐらい欲しいよね。
ポートフォリオ(投資先の割合)を考えてみた
先だって、代表的なものを調べてみる。
まずは成長型。
資産クラス | 割合(例) |
---|---|
国内株式 | 40% |
外国株式 | 40% |
REIT(国内・海外) | 10% |
現金・債券 | 10% |
なるほどね。株重視ってことだ。先が短いのでこれはないかな。
次に保守型。
資産クラス | 割合(例) |
---|---|
国内債券 | 60% |
外国債券 | 20% |
国内株式 | 10% |
外国株式 | 5% |
現金 | 5% |
債券重視ですね。正直、債券って魅力が??です。儲からないし値下がりリスクもある印象。株のリスクヘッジとしてはいいのかもしれないが、それだったら現金の方がいいかな。
いろいろ考えた結果、以下のように分けてみることにした:
- 配当金狙い(高配当株ファンド、REIT):35%
- オルカン(全世界株インデックス):25%
- ファンドラップ:40%
現金は除外して、投資商品だけで考えました。現金はよけておくイメージでいるので、資産がいくらになろうとも一定額で考えているためです。
なぜこの構成にしたのか?
正直に言うと、60歳からいきなり資産を取り崩すのがちょっと怖いんですよね。
✅ 配当金狙いを多めにした理由
資産の評価額が減っても、配当がもらえる安心感が欲しい。また、下落耐性がある高配当と、株とは別の値動きをするREITを組み合わせることでリスクヘッジとする。
「元本を減らさなくても多少は生活費になる」という安心感は大きい。
✅ オルカンを入れた理由
基本的には値上がり期待枠。
でも、アメリカ一辺倒はちょっと不安なので、世界に分散されたオルカンを選択。
✅ ファンドラップを主力にした理由
一番の理由は「めんどくさいから」。
手数料は少し高いけど、自動で運用してくれる安心感に負けました(笑)
特にSBIラップのAIコースは、ラップの中では手数料低めなのでこれを主力に。
目標に向けた運用計画
これからの投資プランはこんな感じ:
- 【新NISA・成長投資枠】 高配当株ファンドやREITなど → 3年で 720万円
- 【新NISA・つみたて投資枠】 オルカンを積み立て → 3年で 360万円
- 【iDeCo】 月5万円×8年 → 480万円
結論:まだまだ働かんとダメだな
こうして書き出してみると、
投資だけでも1,500万円超。全体では4,500万円の壁…。
こりゃあ、
「もうちょっとだけ働こうか…」って気持ちになりますね。
でも、あと3年!
その間に投資と仕事のラストスパートをかけて、
60歳以降はちょっとゆっくりできるように、がんばってみようと思います。
老後は“なんとなく”じゃ危ない。ちゃんと数字で考えること、大事ですね。
50代のみなさん、一緒に頑張りましょう。
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