サナエノミクスで株は上がるのか?

資産形成、投資

高市さんが自民党総裁になりました。期待される「サナエノミクス」。

高市早苗さんの経済政策を指す言葉で、かつての「アベノミクス」の再来とも言われています。

50代の投資おじさんとしては、「また株が上がるのか?」「あの時のような相場が来るのか?」と気になって仕方ありません。

今回は、株式市場の目線でサナエノミクスを考えてみたいと思います。


サナエノミクスとはざっくり言うと?

一言で言えば、

「国の力を取り戻すための積極財政」

です。

量的緩和を期待されて当選した翌営業日は大きく上昇しました。1日で2000円以上あげたのは久しぶりじゃないかな。。。

おかげさまで多少資産が増えました。ありがとう、高市さん、国会議員のみなさん!

話を戻して、

アベノミクスが「デフレ脱却・景気回復」を掲げていたのに対し、

サナエノミクスは「経済安全保障」「防衛」「インフラ」「エネルギー自立」など、

“国の基盤強化”にお金を使うのが特徴です。

つまり、お金の使い道が変わる

この変化が、株式市場にとってはかなり大きなテーマになりそうです。


株にどう影響するのか?

① 防衛・インフラ関連が上昇しやすい

まず真っ先に恩恵を受けるのは、防衛産業やインフラ関連。

三菱重工、IHI、川崎重工のような防衛株は、すでにニュースとともに買われ始めています。

また、電力の安定供給や再エネ投資が強調されれば、電力株・プラント株も注目です。

東芝インフラ系、Jパワー、関西電力あたりは長期の成長期待が出るかもしれません。

「守りの投資=国を強くする分野」

が今回のキーワードです。


② 金融緩和が続けば、株式市場全体には追い風

高市さんは「金融緩和の継続」にも理解を示しています。

これは、株式市場にとってはプラス材料。

金利が低く抑えられると、企業の資金繰りが安定し、

株価のバリュエーション(PER)も上がりやすくなります。

アベノミクス初期のように、「円安 → 輸出株高」の流れが再び来る可能性もあります。

トヨタ、ソニー、キーエンスといったグローバル企業が恩恵を受ける展開もあるでしょう。


③ インフレ・物価高は“家計の敵”

ただし、問題はインフレリスクです。

積極財政・金融緩和・円安が同時に進めば、

物価上昇は抑えにくくなります。

給与や手取りを増やすっていってるけど、追いつかなければ、消費マインドは冷え、小売・外食・住宅といった内需株にはマイナス要因です。


サナエノミクス相場のポイント

  1. テーマ株を早めに仕込む  防衛、電力、AI、半導体など、「国の戦略」に乗る銘柄を注視。
  2. 円安が進むなら輸出株を持つ  為替が動きやすい局面では、製造業や自動車が堅い。

50代おじさんとして思うこと

アベノミクスの頃、日経平均が1万円台から2万円を超えたのをリアルタイムで見てきました。

あの時も安倍さんが出てきた時はさほど期待していませんでしたが、

実際は企業収益が伸びて、本当に株が上がった。

今回のサナエノミクスも、最初は期待先行相場になるでしょう。

でも、それが本物になるかは「実行力」と「継続性」次第。

個人的には、

“夢を見ながら、足元も見ておく”

というのが正しいスタンスかなと思っています。


まとめ:期待はあるが、浮かれすぎ注意

サナエノミクスは、株式市場にとって追い風になり得ます。

特に、防衛・エネルギー・インフラ・輸出株にはチャンスがあります。

ただし、財政拡大とインフレのリスクも無視できません。

期待で買われる相場ほど、後で調整がきついこともあります。

「上がる時は半信半疑で買い、下がった時は静かに拾う」

これが、50代おじさん投資家の基本姿勢です。

個別株は普段あまりやらないのだけれども、今回は物色中です。下がった時に拾おうかと思ってます。

テクニカル的には日経平均はバブル時代を超えて、上昇局面に入ったと思われます。

そういう意味では投資信託買っとけば大体なんでも儲かりそうですけどね。

だけど、年齢的にはフルインベストは怖くてできないので、資産の80%くらいまでをリスク資産にしようと思ってます。


📊おまけ:注目テーマ株リスト(個人的メモ)

テーマ
防衛三菱重工、IHI、川崎重工
エネルギー自立Jパワー、INPEX、ENEOS
半導体・サイバーレーザーテック、NEC
インフラ・建設大成建設、清水建設、日揮HD

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