こんにちは。今日は50代おじさんの考える出口戦略について書いてみたいと思います。
気がつけば50代。「老後の備え」なんて言葉に縛られて、お金をひたすら増やすことばかり考えてきましたが――
最近はふと、こう思うんです。
「で、いつそれ使うの?」
今、まさに考え始めたテーマが「投資の出口戦略」。
今日はその考えを、少しブログに綴ってみたいと思います。
死ぬときにお金はいらない:「Die with Zero」に共感
最近読んだ本『Die with Zero(ビル・パーキンス著)』。
タイトル通り、「死ぬときにお金を残すな」というシンプルかつ衝撃的な考え方が書かれています。
✅ お金は経験に変えてこそ価値がある
✅ 死ぬときに残すのは“もったいない”
✅ やりたいことは健康で動けるうちにやれ!
正直、自分の人生にグサッと刺さりました。
若い頃は「いつかやる」と思ってた夢、時間がある今になっても、まだ「老後が心配」と先送りしている。
でももう、“そのいつか”は、今しかないのかもしれません。
金融資産は「守る」から「使う」へ
私は20代からコツコツ投資をしてきて、それなりの資産を築いてきました。
でも「どう取り崩すか?」って、意外と難しいんですよね。
4%ルールをベースに考える
一般的な目安として有名なのが「4%ルール」。
年4%ずつ取り崩せば、30年は資産がもつという理屈です。
ただ、実際に取り崩すのって、すごく抵抗あるんです。
ずっと「減らさないように」やってきたから、「取り崩す=負け」みたいに思ってしまう。
高配当ファンドへのシフト
そこで最近は、インデックスファンド一辺倒から、高配当ETFやファンドへ少しずつ資金を移しています。
配当金は「使ってもいいお金」。
心理的にも受け取りやすいし、「これで外食しよう」「これで旅行行こう」と前向きに使えるのがいい。
理想は、
年金+配当=日々の生活費
そして、インデックスファンド=医療費・娯楽などの特別支出用
この形を目指して、少しずつポートフォリオを組み替えています。
今、僕がやりたいこと
資産はあくまで「手段」。
これからは「経験」に変えていくフェーズです。
いま本気で考えているのは、次の3つ。
もう一度、英語留学したい
若い頃、行けなかった語学留学。
今こそ、人生のリベンジをしたい。50代からでも学ぶのは遅くない。
数ヶ月だけでも海外に滞在して、本気で英語に向き合ってみたいんです。
世界一周旅行に行きたい
世界中を巡って、いろんな文化・価値観に触れたい。
「死ぬまでにやりたいことリスト」に、これは間違いなく入ってます。
自分の会社を作りたい
ずっと会社勤めでしたが、最後は自分の看板で何かやってみたい。
小さなビジネスでもいい、自分の価値観で働ける場所を作りたいと思っています。
おわりに:人生は使い切ってちょうどいい
投資も人生も、ゴールは「増やすこと」ではありません。
お金は使ってこそ価値があり、時間は戻ってこない。
だから僕は、「使い切って死ぬ」を目指します。
派手な夢じゃなくていい。
英語を学ぶ、旅に出る、自分のビジネスをやる――
そんな経験にお金を使って、人生を少しずつ“完成”させていきたいと思っています。
💬 最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんは、どんな出口戦略を考えていますか?コメントでぜひ教えてください!
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