さて、今回は以前読んだ本『Just Keep Buying(ひたすら買い続けろ)』を紹介したいと思います。
自分なりに感じたことを書いてみましたので、ご参考に。
◆「買い続けること」が一番難しい
正直に言うと、最初は「なんだよ、またアメリカの投資本か」と思ってたんですよ。
でも読んでみると、意外と中身は実直で、特に印象に残ったのがこの一言:
「タイミングを計るな。買い続けろ。」
…耳が痛い。
これまで何度も「今は高すぎる」と思って買うのをやめたことがありました。
そして、そのたびに上がっていく株価を見て「あの時買っておけば」と後悔…。
自分には投資の才能はないな、と見切りをつけるまで長い間売買を繰り返していました。
結局、コツコツと毎月買い続けていた妻のほうが資産が増えているという現実。悔しいけど事実です(笑)。
今は、買った後は基本的にほったらかし投資に専念しています。売るのはポートフォリオ組み替える時くらいかな。
◆老後が不安?だからこそ「買う」
50代になると、将来が急に現実味を帯びてきます。
定年、年金、健康、親の介護、自分の体力…。
でも、そんな不安の中でこの本が教えてくれたのは、
「未来が不確実だからこそ、今買うべきだ」
という考え方。
なるほどな、と。
どうなるかわからない未来に備えるには、やっぱり資産を育てておくしかない。
今さら大金を稼ぐのは難しいけれど、毎月5万円でも10万円でも、積み上げていけば、10年後は大きな差になる。
◆おじさんなりの「Just Keep Buying」
若いころみたいに「全部株だ!」とはもう言えません。
でも、私なりの”Just Keep Buying”は、
- 毎月、投資信託を淡々と積立
- 浪費は減らすけど、必要なものにはしっかり使う
- 健康への投資も惜しまない(運動・食事・睡眠)
お金を増やすことだけが目的じゃない。
これからは「安心して暮らせる自分づくり」が大事なんだと、そう思っています。
◆さいごに
『Just Keep Buying』を読んで一番心に残ったのは、
「不安な時こそ、機械的に買い続ける」というシンプルなルール。
感情に振り回されずに行動することの難しさと大切さを、改めて教えてもらいました。
50代はまだ遅くない。
今が一番若い日。そう思って、今日もまた少しだけ「買い」ました。
ではまた。
同じ時代を生きるおじさんたち、一緒に頑張りましょう。
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